八百屋レストラン洗濯船のトンカツについて

画像は540円のミニ弁当(メイン以外は日替わり)
メイン以外は日替わりで変わります。
当店のトンカツの特徴
当店のトンカツは低温二度揚げなので、お肉は柔らかジューシーなのに衣はサックサク。
程よい厚さなので食べつかえません。
キャベツの千切りと特製ソースがトンカツの美味しさに拍車をかけています。
グルテンフリーの国産材料のみ使用の高級バージョンもございますのでお問い合わせください。
トンカツの歴史
トンカツの原型は、明治時代に日本に伝わった西洋料理の「カツレツ」です。
カツレツの伝来: 元々フランス料理の「コートレット」や、それを基にした「カットレット」と呼ばれる料理が、日本で「カツレツ」として広まりました。当初は、薄切りにした牛肉や仔牛肉をバターで炒め焼きにするものでした。
日本独自の進化: 1895年(明治28年)、銀座の洋食店「煉瓦亭」が、薄い豚肉を天ぷらのようにたっぷりの油で揚げる「豚肉のカツレツ」を考案し、これに刻んだ生キャベツを添えました。
「トンカツ」の誕生: 1929年(昭和4年)、上野の「ポンチ軒」が、より分厚い豚肉を揚げ、箸で食べやすいようにあらかじめ一口大に切って提供するスタイルを確立。これが、現在の「トンカツ」の原型となり、洋食ではなく、和食の一つとして定着していきました。
トンカツの栄養と効果効能
トンカツは高カロリーなイメージがありますが、バランスの取れた栄養素を含んでいます。
たんぱく質: 豚肉は良質なたんぱく質の宝庫で、筋肉や細胞の生成、修復、免疫力の向上に役立ちます。特に、成長期の子どもや運動をする人に重要な栄養素です。
ビタミンB群: 豚肉は特にビタミンB1が豊富です。ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える代謝を助け、疲労回復に効果があります。また、神経機能のサポートや脳の働きにも重要な役割を果たします。
ミネラル: 豚肉には鉄分や亜鉛も含まれており、貧血の予防や新陳代謝、免疫機能の維持に貢献します。
その他: 衣のパン粉には糖質や食物繊維が、揚げ油にはビタミンEが含まれており、これらも栄養を補完する役割があります。
良い食べ合わせ
トンカツは、組み合わせる食材によって、栄養の吸収効率を高めたり、消化を助けたりすることができます。
キャベツ: トンカツに必ず添えられているキャベツは、栄養学的にも理にかなった組み合わせです。キャベツに含まれるビタミンU(キャベジン)は胃腸を保護する働きがあり、油分の多いトンカツによる胃もたれを抑制する効果が期待できます。また、食物繊維が消化を助け、腸内環境を整えます。
かぼす: トンカツに大分特産のカボスをかけると、クエン酸の酸味が唾液や胃液の分泌を促し、消化吸収を助けます。また、さわやかな風味が口の中をさっぱりさせてくれます。
ちなみにカボスは世界二位のクエン酸含有量の果実なのです。
赤だしの味噌汁: 定番の組み合わせである赤だしの味噌汁は、適度な酸味があり、揚げ物の脂っこさを流してくれます。具材にわかめやきのこ、豆腐などを加えると、さらに栄養バランスが良くなります。
玉ねぎ: 豚肉と玉ねぎを一緒に調理すると、玉ねぎに含まれる「硫化アリル」が豚肉のビタミンB1の吸収を助けるため、効率的に栄養を摂取できます。
まとめ
トンカツは、日本の食文化として独自の進化を遂げた料理であり、良質なたんぱく質やビタミンB群を豊富に含む、栄養価の高い料理です。特に付け合わせのキャベツや汁物などと一緒に食べることで、より健康的においしく楽しむことができます。